鼻(嗅覚)の大切さ
鼻(嗅覚)の役割
かおりという名前ゆえか、戌年生まれだからか、小さなころから、まずは何でもクンクンして確かめていた記憶があります。友達からも「わんこみたいだね」と笑われていました。
ヒトとしては少々野性味あふれるこのふるまいですが、動物としては当たり前の、鼻(嗅覚)の役割についてのお話です。
原始的・本能的な感覚
原始より動物は、食べ物を見つける(捕食)・異性の認識(生殖)・敵味方の区別(危険の回避)のために鼻を使いました。これらは全て生きるために不可欠な判断です。嗅覚が原始的で本能的な感覚と言われるのはこのためです。
人間で考えてみましょう。
夜中にガスの匂いが漂ってきたら、どうしますか。先ほどお話しした(危険の回避)の判断です。
飛び起きて、逃げなくてはいけませんよね。
視覚や聴覚などと違い、体と心が眠っていても、唯一働き続けている感覚が嗅覚です。そのおかげで、ガスの匂いに気が付いて、起きて、逃げられるというわけです。
刺激的な香りがあふれる現代で
現代は、食べ物にせよ衣料品にせよ住空間にも人工的な強い香りがあふれています。嗅覚には、同じにおいをしばらく嗅いでいると、そのにおいを感じなくなってしまう(順応)という性質があります。刺激的な香りに慣れて疲れてしまった私たちの鼻は、夜中にきちんと異臭をキャッチしてくれるのだろうか…ちょっと心配になりますね。
「嗅ぐ」ことを意識してみましょう!
普段はあまり意識することはないと思いますが、出来立てのお料理や瑞々しい果物の、季節の移り変わりに芽吹く草木や花々の自然の香りは、とてもほのかで奥ゆかしく繊細です。
ヒトも動物です。
鼻(嗅覚)はとっても重要なのです。常日頃からクンクンと鍛えて、「嗅ぐ」ということを意識してゆきたいですね。
関連情報
【湘南】気軽に楽しむアロマ | nico_tto~かおりの教室~
音楽のインスピレーションから生まれた「earphonearoma (イヤホンアロマ)」シリーズをメインに、暮らしを彩るアロマグッズを販売。ワークショップ等も随時開催。
屋号 | nico_tto~かおりの教室~ |
---|---|
代表者名 | 山田 香織(ヤマダ カオリ) |
info@nicotto-kaori.com |