いつものペースを取り戻し ヤル気や活力を後押してくれる香りとは

 

 

2025年が始まりました！長いお休みが明け、お仕事や学校が始まり、いつもの日常が戻ってきました。ただ、心と身体が普段の調子に戻るのに時間がかかるのもこの時期ですよね。

心機一転！新年は新しい習慣を始めるのに最適なタイミングですし、「今年はこんな一年にしよう！」と目標やプランを考えて意気込む方もいらっしゃると思います。

まだエンジンのかかりきらない心身をバランスを整えながらサポートしつつ、ワクワクする気持ちを盛り上げ活力を与えてくれるような、そんな香りたちをご紹介したいと思います。

 

 

リフッレッシュにもリラクセーションにも　縁の下の力持ち「プチグレイン」

 

 

 

ミカン科の常緑樹であるビターオレンジの、花が終わった後、枝葉から抽出される精油です。日本では橙（ダイダイ）と呼ばれ、お正月の鏡餅に載っている縁起のいい柑橘です。（ビターオレンジの花からはネロリ、果皮からはビターオレンジが採油されます）

「プチグレイン＝小さい果実の実」の名前の通り、少し青臭い、未熟な果実を思わせる香りが特徴です。が、じっくり香りを嗅いでいると、葉のグリーン調、枝のウッディ調、果実のシトラス調、花のフローラル調を混ぜ合わせたオレンジの木全体を感じさせるバランスのとれた香りがします。同様に、その香りには私たちの心身に様々な作用のある成分が多く含まれています。

プチグレインには、鎮静作用と高揚作用の両方の働きがあるため、怒りによる興奮やパニック状態を鎮めてくれますし、感情が落ち込んだ時は自信を持たせてくれるなど、心のバランスをとりたい時におすすめの香りです。交感神経を落ち着かせる働きもあるため、心地よい眠りへと導いてくれます。これらの効能をもつ酢酸リナリルの含有量は、同じ植物から採れるネロリより多く、その代表選手ともいえるラベンダーよりはるかに高いのです。

酢酸リナリルの鎮静力と、リナロールの抗不安作用により、精神へのアプローチが得意なプチグレイン。緊張感や不安感が解けない時などあらゆる負の感情や、神経疲労に対して慰めるようにやさしく癒してくれる香りです。また、自分の気持ちが分からなくなってしまった時や、考えが煮詰まってしまった時などには、プチグレインの香りが気持ちを解放して、新しい可能性やアイデアを引き出すきっかけとなってくれるでしょう。

 

香りで痩せる⁈ ダイエットの強力な味方「グレープフルーツ」

 

 

グレープフルーツの果実の香りそのままの、甘酸っぱく爽やかな香り。Citrus paradisi「楽園の柑橘」という学名が示すように、陽光あふれる楽園の気分を呼び起こす香りです。精神を解放し、安定させ、積極性と実行力をつけてくれる香りです。そのフレッシュな香りで心のエンジンをかけるだけでなく、沈みがちな気持ちを明るくリフレッシュします。グレープフルーツは常に一番好きという方が多いのも、どんな気持ちにも応えてくれ、日常感と非日常感のバランスをとるのがうまいグレープフルーツならではの能力です。ジューシーで大きな実をぶどうのようにつけ、へこみのないつるんと輝くグレープフルーツ。老若男女問わず、いつでも誰とでも分け隔てなく付き合えて、皆を元気にしてくれる香り。嗅ぐと思わず幸せな気持ちにさせてくれる、まさに楽園の果物の名にふさわしい香りです。

グレープフルーツ特有の成分であるヌートカトンには、血流をよくして体脂肪を分解・燃焼するホルモンの分泌を促す作用、交感神経を刺激し、胃の副交感神経を抑制する作用（＝食欲を抑制する）があります。また利尿作用もあるとされているので、むくみ対策にも有効です。　年末年始の長いお休みの間に体重が増加してしまったと悩んでいる方も多いのではないでしょうか。そんな正月太りのリセットにもぴったりの香りといえるでしょう。

 

プルメリアの花から採れる 希少な精油「フランジュパニ」

 

 

ハワイで歓迎のレイに使用される花として有名なプルメリアの花から抽出された精油です。ハワイだけでなく、インドネシアやインドでも宗教儀式やもてなしに生花を大量に使う人気のある花ですが、採油率が低く精油はとても貴重です。

南の島のリゾートを連想させる香りには、血行を良くして体を温め、ホルモンバランスを整え、憂うつな気分を緩和する働きがあるといわれています。その甘く華やかで、エキゾチックな香りは、フレグランスやシャンプーなど香りをメインとした商品にも多く使用されています。

フランジュパニが香料として使われるようになったのは16世紀のイタリア。フランギパニ侯爵が、当時宮廷で流行していた皮の手袋の香りづけに生み出した、甘い香料に（その名が）由来するといわれています。アーモンドと南洋の花を合わせたような香りは今も多くの人に愛されています。

フランジュパニの香りには、鎮静作用のあるリナロールや自律神経を整えるネロリドールといった成分が含まれていますので、緊張をほぐして、ストレスなどで傷ついた心も優しく癒してくれます。また、その香りを嗅ぐと目の前に南国の風景が広がるような、うっとりと開放的で幸せな気分になります。

 

おわりに

 

いかがでしたでしょうか。

新しい年の始まりに、まだ本調子じゃないけれど、こんな一年にしたい！と頑張るあなたを、陰に日向にサポートしてくれるような香りをご紹介しました。

アロマの力で心身をリフレッシュしたり、ポジティブなエネルギーを取り入れて、素晴らしい一年にしていきましょうね。香りがもたらす癒しと安らぎが、あなたの日常に幸せとワクワクを運びますように。

 

nico_ttoオリジナルブレンドオイルからのおすすめ

 

earphone aroma027「聖なる谷より」

（earphone aromaシリーズ一覧はこちら）

 

プチグレイン、グレープフルーツ、フランジュパニがブレンドされている、ハワイの雄大な自然の恵みを胸いっぱいに吸い込んだような香りです。

イメージ曲🎧「Kipahulu」Uluwehi Guerrero

♪美しい山を望む場所 キパフル　いつも行きたいと願ってやまない

♪風が香りを運ぶ　潮風にのって　誰が来ても 穏やかに過ごせる場所

♪キパフルの歌をもう一度　いつも行きたいと願っている

（歌声はもちろん、検索すると出てくるフラやハワイの自然の画像にも癒されますよ）

 

 

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